工事中のしらかわホールの様子をお届けします   <2019.2.8>

2018年8月20日より三井住友海上しらかわホールは天井改修工事の為、休館しています。
「1年間休館してどの様な工事をするの?」という疑問にお答えするべく、スタッフが工事中のホールの様子を安全第一で少しずつお知らせいたします。
(危険な場所については鹿島建設さんが撮影された写真をお借りして掲載しています)


ホール編はこちら   これまでの記事(目次)はこちら  
 

エントランス編5

                  
エントランス 

エントランスの天井に新しい骨組みが付きました。天井に溶接された赤い鉄骨に、今度はシルバーの天井下地(軽量鉄骨)が取り付けられています。
この後、天井のボードを取り付けますが、ここでクイズです。

天井ボードを取り付ける前に、天井との空間を使って設置しなければいけない物は何でしょう?

普段、どの様な建物の天井を見ても私たちからは見る事はできませんが、 「火災報知器」 や 「スプリクラ―設備」 他、色々な設備を天井ボードの内側に隠さなければなりません。上の写真の、所々に飛び出ている管が、実は写真以外の場所では天井と天井下地との間を通して設置してあります。

            

そしてもう1つ。
エントランスの天井の端が実は少し湾曲しているのをご存知でしたでしょうか?(工事が始まってからの写真ですが、この様な感じです)

天井 

しらかわホールでは、間接照明が各所に使われていて、エントランスもその一つです。
エントランスの間接照明によって光の反射が穏やかに天井の隅まで照らせる様、天井の端は湾曲させてあるのです。

そこで更なる疑問です。
天井の端が湾曲しているとなると、まっすぐなボードを天井の端まで貼るにはどうしたらよいのでしょう?


               
エントランス2エントランス3

やはりここでも下地が大切です。
赤い鉄骨は垂直(直角)に取り付けられていますが、そこに細かくシルバーの天井下地がなだらかに配置されています。

天井ボードはどうするのでしょう?

ボードも、天井のまっすぐ(水平)な所に取り付けるボードと、湾曲部分に取り付けるボードは材質が少し異なるそうです。この部分には、ガラス繊維の入った加工に強いボードで、予めR字に加工されたものを取り付けます。

元の天井に戻るまで、あと少しです。

 

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ホール編5

                  
ホール 

続けて見て下さっている方にも、恐らく、どこか分からない異次元な空間となってきました。
この写真は客席側から舞台を見ています。奥が舞台側です。

エントランスの赤い鉄骨とはかなり違いますね。この鉄骨はエントランスのものよりかなり頑丈そうですが、それぞれ設置する場所によってカスタマイズされた特注の鉄骨だそうです。

そして、鉄骨が天井や床に対して水平でない事にお気づきでしょうか?

以前にもご紹介した通り、ホールの天井は少し複雑な形状をしています。エントランスと同じ様に間接照明がある事、そして中央に向かって湾曲している為、ここもまっすぐな天井ではありません。
その下地として、ホールの天井では赤い鉄骨の設置時から、水平ではなく、V字型に配置されています。

              
ホールアップ 

鉄骨にズームアップしてみました。「防振ゴム」が設置されています。上階からの振動が天井を通してホールに響かない様、今回の工事では設置する設計となっているそうです。

振動や音への対策としては、他にも「遮音シート」を鉄骨と天井ボードの間に入れる事が予定されています。

音に対するこだわりの秘密は、見えない所にも隠されているのです。


                   
<これまでの工事の様子>
2018.10.12 エントランス編1 ホール編1
2018.11.09 エントランス編2 ホール編2
2018.12.14 エントランス編3 ホール編3
2019.01.15 エントランス編4 ホール編4

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