工事中のしらかわホールの様子をお届けします   <2019.4.12>

2018年8月20日より三井住友海上しらかわホールは天井改修工事の為、休館しています。
「1年間休館してどの様な工事をするの?」という疑問にお答えするべく、スタッフが工事中のホールの様子を安全第一で少しずつお知らせいたします。
(危険な場所については鹿島建設さんが撮影された写真をお借りして掲載しています)


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エントランス編7

              
エントランス 

エントランスの天井面の塗装が終了しました!

              

塗装する色は、現在の2階ホワイエ部分とのバランスや、塗る場所の材質の違いも考えなければなりません。今回は2種類の色を「天井ボード」と「鉄板」に塗ったサンプルが用意され、実際の照明に当ててみて選ばれました。

サンプル1サンプル2
(違いが少し分かりにくいと思いますが、右側の色が選ばれました。)
            

照明(ダウンライト)、スプリンクラーなどの器具、また、間接照明も設置されています。
昨年8月までエントランスにあったシャンデリアは今回の改修工事で撤去されて、ダウンライトや間接照明は全てLED照明に一新されました。足場の上から(天井に近い所から)見ると、少しだけ違和感がある気もしますが、1階から見た時の明るさや色は変わらないそうです。

この距離で天井を見る事ができるのは今回が最後、これから足場の解体が始まります。

エントランス2
        

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ホール編7

        

ホールの天井は、2 種類に分かれて工事が進められています。ホール・客席中央部分の真上と、そこを取り囲む外周部分です。それぞれ、高天井と低天井と呼んでいます。

右の写真の青い線の内側が「高天井」、緑と青の線に囲まれている部分が「低天井」です。
この複雑な形状を鉄骨・天井下地と天井ボードで復元中です。
ホール写真
                                              
高天井1高天井2

中央の高天井部分は赤い鉄骨に沿って天井下地(軽量鉄骨)が取り付けられていきます。
天井の形状が丸みを帯びたり、ゆるやかに傾斜している事もあり、天井下地はエントランスに比べてかなり細かく設置されています。

たくさんぶら下がっている「札」は、以前もご紹介した吊物(舞台用照明、美術バトン、客席の上のシャンデリアなど)の目印です。

つなぎ1つなぎ2

高天井から低天井へのつなぎの部分です。こちらは天井下地の設置が終わり、天井ボードが設置されています。
この部分はカーブがきつく、硬い石膏ボードでは割れてしまい曲げきれません。そのため、細かく筋状に切れ目を入れたボードが設置されます。これは、改修前の天井ボードを予め調べて、同じ貼り方をしているそうです。

演奏される方、ご来場されるみなさまが恐らく一番気にかけて下さっている、ホールの「音響」に関わる天井ボードについて、もう少し詳しく教えてもらいました。

 

ホール・客席部分の天井ボードは、全部で3枚設置されます。

高天井(中央部分)
①厚さ9.5ミリの石膏ボード
②遮音シート
③厚さ8ミリのFGボード
④③と同じFGボード

低天井(外周部分)
①厚さ9.5ミリの石膏ボード
②厚さ8ミリのFGボード
③②と同じFGボード

材質の違うボードが合計3枚と遮音シート、そしてカーブの部分には加工がされているなど、作業を見ると少し複雑な構造をしている事が分かりますが、全て、改修工事前の天井に使用されていたものと同じ材質を使用して同じ様に設置します。

天井改修工事によって、全く新しい天井になりますが、以前の天井が再現されていると聞くと安心ですね。

低天井1低天井2

先ほど、「FGボード」というボードを紹介しましたが、低天井部分でちょうど設置作業をしているこのボードがFGボードです。水を含ませる事で曲げやすくなるボードだそうです。
低天井部分の多くの曲面が美しく仕上げられているのも、FGボードと作業員さん達の手腕のおかげです。


                         
<これまでの工事の様子>
2018.10.12 エントランス編1 ホール編1
2018.11.09 エントランス編2 ホール編2
2018.12.14 エントランス編3 ホール編3
2019.01.15 エントランス編4 ホール編4
2019.02.08 エントランス編5 ホール編5
2019.03.08 エントランス編6 ホール編6

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