工事中のしらかわホールの様子をお届けします   <2019.6.14>

2018年8月20日より三井住友海上しらかわホールは天井改修工事の為、休館しています。
「1年間休館してどの様な工事をするの?」という疑問にお答えするべく、スタッフが工事中のホールの様子を安全第一で少しずつお知らせいたします。
(危険な場所については鹿島建設さんが撮影された写真をお借りして掲載しています)


ホール編はこちら   これまでの記事(目次)はこちら  
 

エントランス編9

              
エントランス 
 

新しくなった天井です!
エントランスの天井照明がLEDに一新された事と、照明の数が増えたので、エントランスは間接照明の柔らかさを保つつつ、くっきりと明るくなりました。
追加されたダウンライトは天井の端の方に設置されています。色は前と変わりませんが、照度が上がったそうです。

              
エントランス2エントランス3
              
エントランス4壁面や床の大理石に照明の光が反射して映っています。

写真ですと少し暗めに写ってしまいますが、実際にいらしてご覧頂くと、エントランスが暖かい光に包まれた、少しモダンな空間にリニューアルしていると感じられると思います。

リニューアル・オープンまであとちょうど3ヶ月。

リニューアル後最初の公演は、改修工事前最後の日にも演奏して下さった仲道郁代さんの「オール・リクエスト・プログラム」です!リクエストは7月末まで受け付けていますので、ぜひ、リニューアルした三井住友海上しらかわホールにご来場ください。

        

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ホール編9

         
ホールホール2

ホール天井も塗装が終了し、少しずつ前の姿に戻ってきました。

 

間接照明が設置され、天井にあいていた照明や吊物ケーブルの穴にも、筒状の「スリーブ」が取り付けられています。
この状態で、不備がないかのチェックが行われます。恐らく客席からは絶対見えない様な小さな凸凹(傷や塗装の盛り上がり)もチェックされます。足場を解体した後では修正が出来ませんので、ここが最後のチャンスとして入念にチェックがされていました。

       
間接照明 

こちらは、天井最上部の間接照明です。足場の上、更に台に乗って撮影しました。
天井最上部にあたるこの位置から、気になるものが2つ見えます。

所々空いている四角い「穴」とその隣の「扉」は何なのでしょう?

この二種類の四角、役割は同じではありません。穴の方にはこれから扉を取り付ける、という訳ではなさそうです。

疑問を解決するため、今回は工事の現場担当の方と、ホールのビル管理を担当している防災センターの方にも色々質問してみました。

                             

――いつも下から見上げて、なんとなく天井付近が明るく感じる照明だったのですが、こんなにたくさん電球がついているのですね。もし切れてしまったら、普段はどうやって交換するのですか?

間接照明は、ホールの舞台と客席の上部をぐるっと一周、約540 個の電球が取り囲んでいます。この電球は切れる前に、大体2 年に1 回交換します。この1つ上の階から、写真で見えている四角い扉まで梯子がつながっていて、電球の交換の為に扉を使います。扉はこちら側からは開きません。

――だから扉に取手がないのですね。では、穴が開いている所にはこれから扉がつくのですか?

ここは、全く別の目的で、空気の通り道です。扉はつかないでこのままです。
ホールの冷・暖房は、天井のスリットから空調機の冷気・暖気を吹き出すと共に、この空調口も空気の通り道としてホールの空気を循環させています。また、非常の際の排煙口となる所もあります。

天井裏1天井裏2天井裏3天井裏4

空調口と電球交換用の扉の「裏側」を見せてもらいました。空調のダクトと扉をご覧頂けますでしょうか?扉からは足場解体中のホールと客席を見下ろせます。

――夏になると、コンサートの日は「寒い」「冷房が効きすぎなのではないか?」という声がお客様から寄せられます。ホールは、1 年を通してほぼ一定の室温を保つようにお願いしていますが、苦労されている点はありますか?

しらかわホールの客席は、1 年を通して「温度23℃・湿度50%」~「温度24℃・湿度40%」を保っています。
ホールの空調は、とても広い空間である事、密閉されていて演奏が始まると人も空気も入れ替わりがない事、人や位置によって暑さ寒さの感じ方が違う事、人数や照明の数にも影響する事など色々な特徴があります。私たちも、舞台の上の演奏家の様子や照明の当たり方、お客様の人数をモニターで見たり、コンサートの進行をチェックして細かく温度を調整したり、風を止めたりしています。お客様がたくさんいらっしゃるので、1 年中同じ温度を保ちながら、皆さんの快適な温度に近づけるのはなかなか大変です。

――確かに、同じ温度の部屋に、夏はシャツ1 枚で、冬はセーターやジャケットで居ると、暑さや寒さの感じ方は違いますね。演奏家はスポットライトを浴びて暑そうですし・・・

万全の空調を心掛けていますが、お客様にも、「コンサートに出掛ける時は、調節できる服装や、何か1 枚羽織るものを」と思ってもらえると安心です。

空調についての質問に答えてくれた防災センターの大内さんは、長年ホールの公演に立ち会って下さっていましたが、リニューアルオープン前に定年退職されます。大内さん、今度はお客様として客席で演奏を聴いて下さいね。

                  
ホール3ホール4

工事の様子に戻りましょう。

エントランスに続き、これでホール・客席部分も天井改修工事が終了しました。
まずは足場の上に乗っている工事の機材類や電源を階段で降ろして、足場の解体が始まります。
次回、客席から見た、新しくなった天井の様子をお届けいたします。

 

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<これまでの工事の様子>
2018.10.12 エントランス編1 ホール編1
2018.11.09 エントランス編2 ホール編2
2018.12.14 エントランス編3 ホール編3
2019.01.15 エントランス編4 ホール編4
2019.02.08 エントランス編5 ホール編5
2019.03.08 エントランス編6 ホール編6
2019.04.12 エントランス編7 ホール編7
2019.05.17 エントランス編8 ホール編8

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